• 本編特別映像解禁!イーサン・ホークによる甘い歌声、渾身の演奏を特別公開!
  • チェット・ベイカーについて
INTERVIEW|インタビュー

結果が出なくて焦ったり、人と比べて悩むたびに彼の音に救われてきた。
その音の力の理由は、彼こそが焦りや見栄に勝ち、音楽に食らいついて生きたからなのだろう。

土岐麻子 (シンガー)

彼ほど美しくも切ない旋律を奏でるトランペッターを僕は知らない。それはブルーな世界から抜け出せない哀しみから来るのかも知れない。

NARGO (東京スカパラダイスオーケストラ Trumpet)

この映画全編に漂うアンニュイ感がたまらないですね。まさにチェットの雰囲気だと思います。その中でドラッグに、愛に溺れながらも音楽への情熱を見事に演じているイーサン・ホークの演技にとても好感を持ちました。ラストの彼自身の歌は、僕的にはひとつひとつの言葉を置くタイミングがたまらなくカッコよかった!ゾクゾクしました。

TOKU (ジャズミュージシャン)

それでもこの作品は、チェット・ベイカーの最も幸福な時期の一部を描いている。

菊地成孔 (ジャズミュージシャン/文筆家)

麻薬に溺れる弱さと、ぼろぼろの状態から音楽活動に戻るための精神的なしぶとさ、チェットの人気の秘密が分かる映画です。

ピーター・バラカン (ブロードキャスター)

スーパーロマンティックでスーパーメランコリック!その生涯から、終わりの始まりの一時期だけを映画にした正しさに、まずうなる。そして、イーサン・ホークだ。相手を見てるのに、心が遠ざかっていくのを自分でもどうしようもできない、その目!落下するラストに、酔ってしびれて泣いた。

町山広美 (放送作家)

音楽への愛、女性への愛、そして麻薬への愛。最も美しい音を奏でる愛は何処なのか。究極にロマンティックな旋律だけを頼りに地獄を駆け抜けた男の物語。

片寄明人 (GREAT3、Chocolat & Akito)

上等で危険な音は、恐ろしく安定しているのに不安定な色と空気を醸し出し音楽的。最小限の響きに詰めた熱さとクリアさ、言葉少なに深く響く音と同じ生き方が凄い。

小林桂 (ジャズ・ボーカリスト)

彼の内側から生み出されたメロディーとその人生が重なり切ない気持ちになる。と同時にそれが音楽であり、アートなのだと改めて思った。

原朋直 (ジャズトランペット奏者)

切なさこそチェット。彼の映画であると同時に純愛映画として観た。 名曲揃いの『チェット・ベイカー・シングス』の中でも「アイヴ・ネヴァー・ビーン・イン・ラヴ・ビフォー」は特別な曲になるに違いない。

橋本徹 (SUBURBIA) (編集者/選曲家/カフェ・アプレミディ店主)

史実とフィクションが交錯しているストーリーすらあの大嘘つきのチェットらしい。悲しくて残酷なのに美しく見えてしまう。それはチェットの音楽のそれらに近いのかもしれません。

澤部渡 (スカート/ミュージシャン)

ロバート・バドロー監督は、映画学校時代に初めて撮った作品がジャズ映画だという、熱烈なチェット・ベイカー・ファンである。イーサン・ホークも「彼の音楽の虜だ」と告白している。そんな監督と主演俳優の”本気の想い”が、作り上げた作品だ。たくみな罠にはまった私は、またチェットに恋をしている。

中川ヨウ (音楽評論家、洗足学園音楽大学客員教授)

どうしても、そんな生き方じゃないとダメなのかな!?悲しい結末、痛い恋。あんな歌声で、こんな人生だったなんて。

内田春菊 (漫画家)

再生チェット・ベイカーを思わせるイーサン・ホークの歌う「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」「アイヴ・ネヴァー・ビーン・イン・ラヴ・ビフォー」などなど、恋のときめき、昂り、輝き、翳り、面影、追憶・・・かつて愛とも恋とも名づけようのない想いで“異性に酔った”ことのあるあなたや俺の頬をなにかが濡らす。

秋山道男 (プロデューサーほか)

“音楽”はずっとこれからもチェット・ベイカーを愛し続けるのでしょう。 こんなにも美しい痛みはない。LISTEN TO CHET BAKER!

ミヤシタ タカヒロ
(TAKAHIROMIYASHITAThe Soloist./デザイナー)

まるでアメリカの短編小説のような見事なラストシーン。見終わったあとは、たまらずウイスキーを。チェット・ベイカーの歌う『マイ・ファニー・ヴァレンタイン』をチェイサーにして。

月永 理絵 (『映画横丁』編集人)

大好きなCHET BAKER。
彼は沢山のものを失ったが、同時に沢山のものを残してくれた。
そんな思いが詰められた素晴らしい映画だと思います。

高橋盾 (UNDERCOVER デザイナー)

現在形ヒップスター(イーサン・ホーク)が、過去形ヒップスター(チェット・ベイカー)を演じて更なる高みへ! 歌うぜ、今回。

滝本誠 (評論家)

結局のところジャズは何よりも依存性の高いドラッグなんだと改めて思った。魅力的なものは常に危うい。ケヴィン・ターコットのトランペットも素晴らしい。

類家心平 (トランぺッター)

ジャズという業の深い音楽を、チェット・ベイカーという稀代のトランペッターの存在を通じて見事に描き切った優れたジャズ映画。恋愛映画としても楽しめる。

後藤雅洋
(ジャズ喫茶「いーぐる」店主)

あてどない恋とドラッグに溺れる日々から流れ出る天性の美しい音楽。
その美しさが、チェットの人生からさらに救いを奪っていく――。

行方均
(音楽評論家)

晩年のチェット・ベイカーの音楽そのものを物語化したような寓話。あのジャズにしがみつくように奏でられるよれよれのトランペットを聴きたくなる。

柳樂光隆 (ジャズ評論家/Jazz The New Chapter)

人生を2時間で表現出来るのが映画?最高か最悪か、観る人によって色々や。
ブルーに生まれついてない私は真っ青や、それにしてもマイルス役が鬼に見えたのは私だけ?これ観てチェットまた聴きとなるよ。

綾戸智恵 (ジャズシンガー)

この映画には、チェットの栄光と挫折の音楽人生と共に、バードランド出演をめぐるジャズ界の人気評価の実体や、男女の恋愛における意外な人種問題など、初めて知る興味深い実相が山程あるのに感動した。

瀬川昌久 (ジャズ評論家)

美しいトランペットの音色と甘い歌声とは裏腹な壮絶な人生。
それでも彼が音楽にしがみつき、もがき苦しみながら奏でたブルーな響きに涙しました。

高田漣 (音楽家)

僕の手元にある7吋盤「So che ti perdero/Chetty’s Lullaby」はRCA VICTOR ITALYに吹き込まれたシングル。エンニオ・モリコーネ楽団と女性シンガーズをバックに甘く切ない歌唱はそのまま、唄明け、その刹那のトランペット・ソロのにも魅了される。録音年は62’年。まさに映画の冒頭のシーンの直後というわけで、刑務所出所直後の録音という経緯をいま初めて知った。自殺者が列車に飛び込むスピード「典型的な破滅型」というイメージしかなかったので、その一方どうしてこんなに慈愛に満ち透明なボーカリストを演じられるのだろうか?と不思議に思っていましたが、『BORN TO BE BLUE』がその普遍的かつ溢れる人間味にスポットを当ててくれたおかげで、疑問の一端が溶けたような気がしています。

須永辰緒 (DJ/音楽プロデューサー)

(順不同・敬称略)

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